NSLookup.Network よくある質問
NSLookup.Network チームが、DNS と nslookup に関する代表的な疑問に詳しく回答します。
NSLookup.Network の仕組み、nslookup コマンドを使うべきタイミング、各 DNS レコード種別がドメインのパフォーマンスに与える影響について詳しく解説します。
NSLookup.Network とは?なぜ無料で利用できるのですか?
NSLookup.Network は、権威 DNS サーバーからリアルタイムで回答を取得する Web ベースの nslookup 代替ツールです。ウェブサイト運営者や管理者、SEO 担当者が追加ソフトなしで DNS 問題を診断できるよう、コミュニティ向けの無料リソースとして提供しています。
すべての検索は DNS over HTTPS を経由しプライバシーを確保します。さらに結果をキャッシュし、同じ検索を高速化しつつ、必要に応じてライブデータの再取得も可能です。
nslookup コマンドとは何ですか?どんな場面で使えば良いですか?
nslookup は Windows・macOS・Linux で利用できる定番の DNS トラブルシューティングコマンドです。特定のレコードタイプを照会し、権威 DNS サーバーを確認し、伝播遅延や誤設定された MX レコードなどの問題を分析できます。
ターミナルを使えない環境でも共有リンクを残したい場合でも、NSLookup.Network は同様の機能を直感的な UI で提供し、検索ごとにパーマネントリンクを生成します。
NSLookup.Network で確認できる DNS レコードの種類は?
現代のインフラで重要な各種 DNS レコードを網羅しています。
- A / AAAA:Web サイトに接続する IPv4 / IPv6 アドレス
- MX:受信メールを配信するメールサーバー
- TXT:SPF・DKIM・DMARC・各種検証で利用されるテキストレコード
- NS:ドメイン権限を決定するネームサーバー委任
- SOA:シリアル番号や更新ポリシーを含む Start of Authority レコード
- PTR:IP の信頼性を裏付ける逆引きレコード
単一のレコードタイプを個別に調べることも、"全レコード" 検索で結果を横並び比較することもできます。
権威 DNS サーバーは結果にどう影響しますか?
各ドメインは権威 DNS サーバーによって管理されています。サーバーが同期されていなかったり設定に不備があったりすると、古い IP が表示されたり、メール経路や SSL 認証でエラーが起きるケースがあります。NSLookup.Network はこうした権威サーバーから直接情報を取得し、伝播完了後にユーザーが目にする内容を確認できるようにしています。
NSLookup.Network を使って DNS トラブルを解決するには?
検索ボックスにドメインまたは IP を入力し、調べたいレコードタイプを選択してください。キャッシュ結果とライブ結果を比較して変更点を把握し、TTL をチェックして伝播時間を見積もりましょう。地域キャッシュが疑われる場合は、別のネットワークから再検索するのも効果的です。
ネームサーバーを移行中なら新しい NS レコードや SOA シリアル番号の確認は必須です。メール障害の場合は SPF・DKIM・MX が正しいプロバイダを指しているかチェックしましょう。